カテゴリー「群馬「まめ知識」」の記事

2011年7月 6日 (水)

群馬「まめ知識」Part6―群馬DC(デスティネーションキャンペーン)

半年ぶり…と、これまた間が空いてしまった「群馬『まめ知識』」(^^;
今回は、7月1日から開催されている群馬DC(デスティネーションキャンペーン)です。

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要は「群馬で実施されているデスティネーションキャンペーン(略:DC)」なのですが、そもそもDCとは何かと言うと…

JRグループ6社と地域(地方公共団体や県民・企業等)が一体となって取り組む、全国から誘客を図ることを目的とした国内最大規模の大型観光キャンペーンです。
対象地域(デスティネーション:目的地・行き先という意味)の観光資源を掘り起こし、JRグループの宣伝媒体を活用した集中的な宣伝を日本全国で展開します。
群馬DC公式サイトより引用)

とのことで、1978(昭和53)年、和歌山県で開催されたのがはじまり。今年(2011年)は群馬のほか、青森と熊本・宮崎・鹿児島3県(共催)で開催されています。

なお、群馬県は過去に3回DCを実施しています。これは全国で5番目の多さ。

…でも、私、全然覚えてないぞ…(^^;

まあ、それは置いといて(笑)今回の群馬DC、テーマは

「心にググッとぐんま わくわく 体験 新発見」

です。

群馬にはたくさんの魅力がある。それを体験し、発見してもらいたい、という願いが込められています。

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(↑「機関車の街・高崎 まちなかスタンプラリー」のパンフレット)
実際今回のDCは、体験型イベントを多く取り上げています。
パンフレットを見たけど、その多さに目移りしちゃうほど!!

期間は9月30日までです。
県外の方、公式サイト等をご確認の上、群馬に遊びに来てください。
そして群馬県民の方もぜひ参加を!再発見をしてくださいね♪

なお、ブロガー仲間さんは、既に動かれているようです(>▽<)
こちらとかこちらとかこちらとか。あ、あとDCの紹介はこちらも)

…群馬ブロガーたるもの、私も動かなくっちゃ…

…で、まずはブログのタイトルバナーを群馬DC仕様に(笑)
これですね、えるさんが作ってくださったんですよ♪
いつもいつも、ありがとうございます(^^)

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~震災に伴う支援活動について~

○ともし火ナイト
日程:毎月最終土曜日 19時~閉店まで
場所:CAFE ROSSY(伊勢崎市境女塚)
※震災からの復興への祈り、節電の意味も込めてお店の電気を消灯します。

○アルベロ.マルシェ(第2回!)
日程:8月6日(土)10:00~16:00
榛名のジェラート、Albero.さんで開催!
詳細はAlbero.さんのブログで。
また、福島県・いわきのトマトを使ったジェラートも販売。詳細はこちら

○ボランティアナースの会「キャンナス」
看護を中心に、被災地でボランティア活動をしています。
えるさんも、こちらから被災地へボランティアへ行きました。
(その時の様子はブログの「ボラ日記」から)
活動支援金、物資支援金のお願いもしています。
URL:http://www.nurse.gr.jp/

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2011年1月19日 (水)

群馬「まめ知識」Part5―ぐんまちゃん

「群馬『まめ知識』」のコーナー。
1年近く休止状態でしたたが…今回やっとこ「復活」させました(^^;

「群馬『まめ知識』」について、改めて説明しますと…

群馬って何があるの?生まれも育ちも「群馬っ子」の私が、思い出を交えながら(?)説明する…というコーナーです。
(Part1から引用)

復活のPart5は「ぐんまちゃん」。
群馬県民なら誰もが知っている(と思う)、群馬県のマスコットです。

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(昨年8月の「ぐんまちゃん家」にて☆)
「ぐんまちゃん」は2代目です。初代は1983年(昭和58年)の「あかぎ国体」の際、馬場のぼるさんがデザインされました。

2代目ぐんまちゃんは、1994年(平成6年)、第3回全国知的障害者スポーツ大会「ゆうあいピック群馬大会」のマスコットとして誕生しています。
その時の名前は「ゆうまちゃん」。以後大きな大会等でのマスコットとして利用されました。

名前が「ぐんまちゃん」に“改名”されたのは2008年(平成20年)。群馬総合情報センター「ぐんまちゃん家」がオープンしたのがきっかけです。
群馬のPRのため、県外の人にも覚えてもらえるために、“改名”したんですね(^^)
以後、様々なところに「登場」し、群馬のPRに頑張っています。

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(「花と緑のぐんまづくり2009」(2009・平成21年)より)

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(昨年(2010年)群馬デスティネーションキャンペーン(プレ)のイベント会場で)

群馬の魅力発見サイト「秘密のぐんま」を見てみると、「ぐんまちゃん」のプロフィールや、活躍している様子が分かります。
サイトには携帯電話の「絵文字」や「待ち受け画面」、パソコン用の「壁紙」、更には「カレンダー」も載っていて、ダウンロードできます。

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(携帯待受用カレンダー(このサイズ以外のもあります))

更に県内市町村の特色に扮した「ご当地ぐんまちゃん」や、ぐんまちゃんの活躍を「撮影」した「ムービー館」もあります。

※詳細は…

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(↑こちらをクリック!「ぐんまちゃん」のページ内にあります)

…ところで、私と「ぐんまちゃん」の思い出。

実は、ほとんどないんです…(とんでもないオチ!!)

2代目ぐんまちゃん(当時は「ゆうまちゃん」)が誕生した時、私は群馬を離れ、東京に住んでいたんですね。
私と群馬との「空白の時期」。だからほとんど知りませんでした☆

あとは、2005年(平成17年)、毎日新聞社主催の「全国対抗キャラクターコンテスト」で優勝した時、「すごー!!!」と思った…くらい(^^;

…どちらかと言うと、「あかぎ国体」の「初代ぐんまちゃん」誕生の方がインパクトあったなあ…。
幼心に「『ぐんまちゃん』というマスコットができたんだっ!!」と感無量だった記憶があります。
「あかぎ国体」の開会式も見に行ったし、国体の印象と重なっているのかもしれないけど☆

でも、2代目「ぐんまちゃん」、県民贔屓の視点を抜きにしても、カワイイと思います。
ぜひぜひ、群馬のPRに貢献していただきたいです~!!

※「ぐんまちゃん」は「ブログ」も持ってます。詳細は↓
 「ぼく、ぐんまちゃん ~ぐんまちゃんのお仕事日記~」

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~おまけ~

「秘密のぐんま」をはじめ、群馬県のイメージアップに頑張っている群馬県。
県のホームページも、リニューアルしたようです。

群馬県ホームページ

Flashを取り入れたり、群馬の紹介や「ぐんまちゃん」のページをトップページからリンクさせたり、画像を多くしたり…。
以前のより、ずーっと親しみやすくなりました。画面も見やすいですよ(^^)

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2010年2月27日 (土)

群馬「まめ知識」Part4―高崎だるま

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群馬「まめ知識」。第4回は「高崎だるま」です。

「縁起だるま」とも言われる「高崎だるま」。その生産は全国一で、80%のシェアを誇るとも言われています。
赤色の丸いフォルムに金色の縞、顔には鶴と亀をモチーフにした眉と髭が描かれています。愛嬌ある姿な一方、大変縁起がよいとされ、祈願やご祝儀に利用されています。
選挙で、立候補者がだるまに目を入れている姿を見かけますが、そこで使用されるだるまは、ほとんどが「高崎だるま」です。

祈願の仕方は、日の良い日(大安・友引・先勝)にだるまの左目(向かって右)に墨を入れ、願かけをます。
そして満願成就のあかつき、又は大晦日に1年を振り返り、感謝の心を込め、もう一方の目を入れ、お炊き上げ供養をするのです。

また、「縁起だるまの少林山」上毛かるたで詠われる少林山(しょうりんざん)達磨寺は、高崎だるま発祥の地。お寺には願いを叶えただるまたちが納められています。
毎年1月6,7日は少林山だるま市が開催され、だるまを買う人たちで賑わいます。また、前橋をはじめ、地域の初市でもだるまが売られます。

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そんな「高崎だるま」。群馬の家では、昔から飾られてありました。
(最近は飾る家は減ってきてるかもしれないけど…)
我が家も、私が小さい時は毎年父親が買ってきてました。
今も飾ってはあります。ただ…買わずにずーっと置きっぱなしになっているんだけど(笑)

私も3,4年前に前橋の初市で買ったことがありますが…今年改めて買ってみました。
それが写真のだるまです。(多分)一番小さいサイズで400円。手のひらに乗る大きさの、カワイイだるまです。
「値切ってこそ縁起のいい」だるまですが、何せ高崎駅のキオスクで買ったので…

あと、「高崎だるま」にちなみ、「だるま弁当」も販売されています。
器が高崎だるまの形をしている駅弁で、販売元は高崎弁当(略して「たかべん」)。こちらも高崎駅などで買うことができます。

~「高崎だるま」の関連サイト・ページ~

「だるまの里、高崎」(広報ビデオ・高崎市ホームページより)

少林山達磨寺

吉田だるま
(今回買っただるまの製造・販売元です)

高崎弁当株式会社
※期間限定で「高崎観音弁当」を販売しています。紹介は→こちら

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追記(訂正)

上毛かるたの句、間違えちゃいました

誤:「縁起だるま少林山」

正:「縁起だるま少林山」です。

今は本文直してあります。(2010年3月1日)

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2010年1月 5日 (火)

群馬「まめ知識」Part3―からっ風

随分ご無沙汰になってましたが…
「群馬『まめ知識』」第3弾は「からっ風」です。

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「雷(らい)と空風(からっかぜ)義理人情」上毛かるたにも詠われる「からっ風」は、群馬県民にはお馴染みの風です。
県のPRサイト「秘密のぐんま」から抜粋すると…

秋の終わりの11月から翌年4月にかけて吹く冷たく乾燥した季節風、からっ風。地域によっては「赤城おろし」「榛名おろし」「浅間おろし」などと呼ばれます。
シベリア方面から日本海を渡って吹く冬の季節風は、上越国境の山地にさえぎられると日本海上空で吸収した水分を雪として日本海側に多く降らせます。そして、水分を失って乾燥した空気が山脈を越え、山腹に沿って関東平野側に吹き下りてきます。南東方向が関東平野に向かってラッパ状に開けている群馬県の各山麓(ろく)ではことに強く吹きます。

…とあります。
要は晩秋~春先にかけて群馬の平野部に吹く季節風です。
抜粋にもありますが、上毛三山などの名前を取って「赤城おろし」「榛名おろし」とも言われます。

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私は住まい的に「榛名おろし」に近い気がするけど…「赤城おろし」の方が馴染みがあります(写真は赤城山)。

このからっ風、冬の時期(ほぼ)連日、北西から南東へ強く吹きます。そのため群馬(南部の)県民はかなり悩まされます。

…私が悩んだのは、中学~高校時代の自転車通学です。

中学~高校とも、学校は自宅より南側にありました。当然、帰りは北に向かって自転車を漕ぐことになります。
そのため、冬はからっ風の「もろ向かい風」になるんですね。

強い向かい風の中、自転車を漕ぐのは…辛い…
全然進まない
…しかもからっ風、めちゃくちゃ冷たいし…

幸いだったのは、私はまだ距離が短く、平地だったこと。
高校の友人の中には、私の2,3倍の距離を北へ帰る友人もいました。しかも、途中から登りに!

…若い10代の時だからこそ、通えたんだろうなあ~と思います。

…え、今も鍛えればできるって!?そうですよね…

※「からっ風」の詳細については
群馬県PRサイト「秘密のぐんま」~「上州名物雷とからっ風」のページ

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おまけ

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赤城山と同じ日(1月3日)に撮った榛名山。時間はこちらの方が早いです。

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こちらは赤城山撮った時と同時間。ほぼ実物と同じ夕焼けが撮れました。

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2009年10月24日 (土)

群馬「まめ知識」Part2―上毛かるた

先月(2009年9月)に立ち上げた新カテゴリー「群馬『まめ知識』」。
第2弾は「上毛かるた」です。

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「上毛かるた」は昭和22(1947)年、戦後の日本を担う子どもたちが、郷土群馬を知り、愛するようになることを願って作られました。かるたを通じて、群馬の名所、名産や人物がわかるようになっています。

既にTVなどでも紹介されていますが、「上毛かるた」は群馬県民に深~く浸透しているかるたです。群馬の子どもたちは「上毛かるた」で遊び、群馬を知り、育ってきました。現在でも学校の授業で行ったり、大会に向けて練習したり(←県大会まである)しています。

そのため、群馬県で育った人は「かるた」というと「上毛かるた」。(ほぼ)誰もが知っており、読み句まで覚えています。
試しに群馬出身の方に「上毛かるたの『あ』は?」と聞いてみましょう。きっとこう答えます。…「浅間のいたずら鬼の押出し」。

…かく言う私も、群馬生まれの群馬育ちですから、当然「上毛かるた」で育ってきた人間です

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(「ち」の札。写真のかるたは私が子ども時代の物なので、県人口のところが「170万」(しかも後に「180万」に直してる…)になってます。現在は200万)

子どもの頃は「上毛かるた」以外のかるたを知りませんでした。他県の子どもたちも、県の郷土かるた大会に向け、練習していると思っていた程です。
そのため上京した際、他県の人から「群馬にはそんなのあるの??」と言われた時は…衝撃でした

また「上毛かるた」は「個人戦」「団体戦」がありますが…

※「上毛かるた」のルールについてはこちら(Wikipadiaより)

群馬県民の皆さんは、どちらで戦い(遊び)ました…??

私の小学校の大会(町内会ごとに戦う)には、「個人戦」と「団体戦」両方ありましたが、私は「個人戦」の方が多かったです。
「個人戦」はがなく枚数だけの勝負なので、当時から勝負ごとに疎い私には楽だったのです。スタンドプレー好きな性格もありますが…

※「上毛かるたの役」って何?と思った場合もこちら(Wikipadiaより)

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(前回のまめ知識で紹介した上毛三山も。団体戦はこれを揃えると役に)

もうすぐ来年の大会に向け、子どもたちが練習を始める季節です。
私の姪(小学2年生)も、練習をし出します。姪は幼稚園の時から上毛かるたで遊んでました。幼稚園が遊びの一環で取り入れていたんですね。読み札もほとんど覚えています。

こうやって、代々引き継がれていく「上毛かるた」、群馬の誇りだと私は思っています

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2009年9月 2日 (水)

群馬「まめ知識」Part1―上毛三山

新カテゴリーを立ち上げました。名付けて「群馬『まめ知識』」。

群馬って何があるの?生まれも育ちも「群馬っ子」の私が、思い出を交えながら(?)説明する…というコーナーです。
群馬県外の方は「へえ~、そうなんだ~」、県内の方も「そうそう、そうだったなあ~」って思ってもらえると、嬉しいです

第1回目のテーマは「上毛三山」です。「じょうもうさんざん」と読みます。
上毛というのは群馬の古い呼び名です。つまりは「群馬を代表する3つの山」という意味で、赤城山・榛名山・妙義山がこれにあたります。

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赤城山。東京から群馬に入ると、北側に大きく見える山です。
大ムカデの姿で日光男体山の神様と争った神様。その大ムカデの血で山々の地が赤く染まったことから「赤き山」→「赤城山」になったという伝説があります。
現在は静かですが活火山で、「大沼」と「小沼」の湖があります。

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赤城山の西側に見えるのが榛名山。中央に小さく富士山の形をした山が見えますが、これ榛名富士で、榛名湖はその下にあります。こちらも活火山です。
榛名富士は上野(群馬の昔の国名)の巨人が造ったと言われ、駿河の巨人と山造りを競ったとか…。駿河の巨人が造ったのが、今の富士山に当たります。

ところで、榛名山というと忘れてはならないのが…マンガ「頭文字D」
「頭文字D」で登場する「秋名山」は、ここ榛名山がモデル(…というか、全体的に群馬が舞台なんですよね。確か…)。
私はちょこっとしか読んだことないのですが…コースはほぼ現地と同じらしいです。

最後が妙義山

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日本三奇勝の一つに数えられている奇岩の山です。もとは古い時代の火山ですが、侵食され今の形になりました。
榛名山より更に西、軽井沢方面にあります。

この上毛三山は群馬のシンボルであり、群馬県民の生活にも深~く根付いています。
小学校の運動会の組分けは、上毛三山を使うのが一般的。「赤城団」「榛名団」「妙義団」という団(組)名がつけられます。しかも、

赤城団→赤
榛名団→青又は緑
妙義団→黄色

と、色も決まっています。
誰が決めたわけではない(と思う)のですが、大体こうなんですよね~。赤城団の赤は分かるけど、榛名と妙義は何故この色なんだろうなあ~。

…ちなみに私は…実は「浅間団」でした(笑)
当時私の通ってた小学校は、4つの団があったのです。「浅間団」はもちろん浅間山から取っています。
浅間団の色は「白」。好きな色だったし、浅間団は強かったので良かったんですけどね~。

私の姉は「妙義団」。で、昨年から小学校に上がった姪は「赤城団」。
…群馬の小学生だった皆さんは、「何団」でしたか…??

※群馬についてはこちらも!
群馬の魅力発信サイト「秘密のぐんま」

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追記

団名と色は、群馬の地域(又は学校)によって異なります。
「赤城団」という団名のない地域もある模様です。(2009.9.5)

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