「suiran」の作業場―高崎街中・天華堂2階
前回紹介の「Wandervogel」に置いてあった本たちは…古本屋・suiran(すいらん)さんが提供しています。
suiranさんの古本たちは、どれも味があって、あったかい。
ある時は「憩い」として、またある時は「糧」となって、私たちに沁みわたる…。
そんな素敵な本ばかりです。
そのsuiranさんが、1月5日の日曜日、本の販売もする作業場をオープンさせました。
場所は高崎の街中、天華堂の2階です。
中央銀座アーケードに構えて○十年…老舗の「天華堂」。
教科書販売でお世話になった方も多いと思います。
(余談ですが、私は祖母の家が近かったので、子どもの頃よく通いました…)
ナチュラルな木目で、控え目に立て掛けられた「suiran」の看板。
suiranさんのお人柄を、物語っているようでした。
小説から実用書、雑誌に絵本…。
文庫もあれば、辞典みたいに「箱」が付いているもの…。
洋書だって「混ざって」います。
「『混ざって』いる」と書いたのは、理由がありまして…☆
普通の本屋さんみたいに、必ずしもジャンル別に並んでいないんですね。
重々しい文学の隣にエッセイがあったり。
雑誌のすぐ上の棚は、児童書だったり。
その配置はもう、suiranさんの感性で。
たくさんの本の中から、自分の「気に入った」本を見つけた喜び。
そして、これまで見向きをしなかった本に目を向けることで生まれた、発見や喜び…。
絵本だって、子どもだけが読む本ではない。
実用書の入門書として、大人が読んだっていい。
…本のこと、「愛おしい」と思ってらっしゃるから、このような本屋さんになるんだな…o(^▽^)o
1月の作業日(&販売日)はブログのこちら。随時変更になるので、要チェック。
また2月中旬~4月上旬の教科書販売シーズンは、一旦お休みとなります。
高崎は、本をじっくり読めるカフェも多いです。
寒い冬、お気に入りの本を買って、ゆったりとカフェで過ごしてみては?
suiran
URL:http://suiranbook.exblog.jp/
※作業場の稼働については、高崎の空き物件紹介サービス「まちごと屋」でも紹介されています。
まちごと屋
URL:http://www.machigotoya.jp/
Twitter:@machigotoya
Facebook:https://www.facebook.com/machigotoya
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